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地域に寄り添い、頼れるサービスをめざして──アシスタ八幡東代表 末永秀子さんインタビュー
目次
●概要
●自己紹介
●アシスタを知った時の印象
●加盟前の懸念点
●アシスタの営業について
●加盟後に感じた課題
●利用者様からの声
●ケアマネジャーからの声
●実際の依頼事例について
●アシスタFCに向いている人とは?
●今後の展望
●最後にメッセージ
●概要
アシスタ八幡東では、高齢者の些細なお困りごとに寄り添い、地域の日常生活を支えるサービスを提供しています。
今回は、アシスタ八幡東代表の末永秀子さんに、運営の中で感じるやりがいや、地域の高齢者やケアマネジャーから「頼れる存在」として信頼を築いてきた背景、そして今後の展望について伺いました。

インタビュアー: 株式会社LibertyGate代表取締役 菅原魁人
回答者:アシスタ八幡東代表 末永秀子さん
●自己紹介
▼菅原
アシスタ八幡東の末永さん、本日はお時間をいただきありがとうございます。
よろしくお願いいたします。
▼末永
よろしくお願いします。
▼菅原
まずは本業の活動も含めて、簡単に自己紹介をお願いします。
▼末永
アシスタ八幡東の末永と申します。
長年、病院で看護師として働いてきた中で介護保険外サービスの存在を知り、興味を持ったことがきっかけで「アシスタ」のサービス提供に携わっています。
また、個人では出張整体の活動も行っております。
●アシスタを知った時の印象
▼菅原
「アシスタ」を知ったきっかけについて詳しく教えていただけますか?
▼末永
私の家族が「アシスタ」を見つけたのがきっかけです。
「こういうサービスがあるみたいだよ」と教えてもらい、そこから興味を持って詳しく知りました。
▼菅原
ご家族から「アシスタ」のお話を聞いた際、どのような印象を持たれましたか?
▼末永
こんな仕事があるんだ、と驚きました。
介護保険では対応できない場面が多いことは以前から感じていたので、高齢者の方々からのニーズは高いだろうな、と思いました。
そして「自分にもできることがあるかもしれない」と思い、挑戦してみようと決めました。

●加盟前の懸念点
▼菅原
加盟前に懸念していたことや、不安に思っていたことはありましたか?
▼末永
病院勤務の中で「営業」という仕事に携わる機会がなかったため、とても不安でした。
また、自ら動いて仕事をつくることに対して苦手意識が強かったので、最初の一歩を踏み出すまでに時間がかかりました。
●アシスタの営業について
▼菅原
実際に営業活動に取り組んでみて、どのように感じましたか?
▼末永
好意的に受け止めてくださる方もいれば「今は必要ありません」とお断りされることもあり、思うようにいかない場面もありました。
最初は落ち込むことも多かったですね。
▼菅原
そのような状況をどのように乗り越えたのでしょうか?
▼末永
「営業=無理に売り込む仕事」というイメージを持っていましたが、続けるうちに「必要としている人に情報を届ける仕事」だと捉えられるようになりました。
最終的に選択するのは相手の方なので、まず知っていただくことが大切だと思うようになり、少しずつ気持ちも楽になりました。
▼菅原
ケアマネジャーさんを訪問されることが多いと思いますが、反応はいかがでしたか?
▼末永
良い反応の方が多かったです。
ケアマネジャーさんは介護保険で補えない部分をよく把握されているので、サービスの必要性も理解してくださっています。
費用面で悩まれる方もいますが、話自体はスムーズに聞いていただけることが多く、前向きな手応えを感じられる場面が多々ありました。
●加盟後に感じた課題
▼菅原
加盟前は営業面での不安があったと思いますが、加盟後に課題だと感じたことはありますか?
▼末永
急に利用者様ご自身の気持ちが変わり「アシスタの利用をストップしたい」とおっしゃるケースがあることです。
ご家族がアシスタの利用を希望されていても、高齢者ご本人のご意向でサービスの継続が難しくなることがあります。
本当はもっとお手伝いしたいのですが、こうした場合は待つことしかできず、課題だと感じます。
▼菅原
そのような意向のズレが生じた場合、どのように対応されているのですか?
▼末永
しつこく電話せず、ご家族には「何かあればいつでもご連絡くださいね」とお伝えするようにしています。
待つ姿勢を持ちながらも、支援できる体制は維持しています。
●利用者様からの声
▼菅原
ご利用者様からはどのような声がありますか?
▼末永
お一人暮らしの女性の方から「自分で草取りができなくなったので、お願いしたい」とご相談をいただいたことがありました。
作業後に「助かったわ、ありがとう」と笑顔で言っていただき、とても嬉しかったです。
別の依頼でも、依頼後に改めてご家族様から「本当に助かりました」とお礼の電話をいただくことがあり、そうした言葉が大きな励みになっています。
●ケアマネジャーからの声
▼菅原
ケアマネジャーさんからは、どのような声がありますか?
▼末永
「アシスタ八幡東」を覚えてくださっている方が多く
「いつもありがとうございます。またお願いしますね。」とお声がけいただいたり
「うちの家族もぜひお願いしたい。」とおっしゃっていただくこともあり、とても嬉しく感じています。
●実際の依頼事例について
▼菅原
「アシスタ八幡東」では、どのような内容のご依頼が多いですか?
▼末永
病院付き添いのご依頼はとても多いですね。
定期的な通院がある方も多く、需要が高いと感じています。
加えて、掃除・片付け・草取りのご依頼もよくいただきます。
最近では外出の付き添いに加えて、施設内でのちょっとした業務のお手伝いの依頼も入るようになりました。
▼菅原
病院付き添いは他のエリアでも人気の依頼ですが、利用者様やご家族、ケアマネジャーさんはどのような点にお困りで利用に繋がっているのでしょうか?
▼末永
「病院内での移動が大変」という声が多いです。
診察が長引くと体力的にも疲れてしまうので、そのあたりの負担軽減として利用されている印象です。
▼菅原
お掃除のご依頼についてもお伺いしたいのですが、掃除といっても内容は様々かと思います。
特に多いご依頼内容はどのようなものですか?
▼末永
「家の中が散らかっているので片付けてほしい」というご相談が多いです。
不要な物の整理や、埃の掃除、家具の移動、衣替えのサポートなど、生活空間全体を整えるような依頼が中心です。
▼菅原
単発の依頼と定期利用の割合はいかがでしょうか?
▼末永
件数としては多くありませんが、毎月1〜2回継続して利用される方がいらっしゃいます。
また「今日来てほしい」「明日は空いていますか?」といった急な単発のご依頼もいただきます。
そのような場合は、予定が合う限りできるだけ対応するようにしています。

●アシスタFCに向いている人とは?
▼菅原
「アシスタ」のフランチャイズに興味を持っている方や、介護保険外サービスに関心がある方に向けてメッセージがあればお願いします。
▼末永
介護の現場で働いているヘルパーさんの中には「もっと幅広く利用者さんの力になりたい」という方が多くいらっしゃいます。
「アシスタ」は、そのような「利用者さんの生活全体に寄り添いたい」という想いを形にできる事業だと思います。
これまでの経験を活かして、自分たちで事業を立ち上げたいヘルパーさんには特におすすめしたいですね。
●今後の展望
▼菅原
末永さん個人として、また「アシスタ八幡東」として今後の展望があれば教えてください。
▼末永
利用者さんとお話しした際に
「ケアマネジャーさんから『アシスタさんなら大丈夫』と聞きました。」と言っていただいたことがあります。
その言葉にあるように信頼してもらえる存在になることは何より大切だと感じています。
これからも迅速で丁寧な対応を心がけ、地域の方々からの信頼をさらに高めていきたいと思っています。
また「アシスタ」に興味を持って一緒に活動してくれるアシスタメンバーを増やしていくことで、より多くの方を支えられる体制をつくっていきたいと考えています。
●最後にメッセージ
▼菅原
八幡東区の高齢者の皆様や、ご家族・ケアマネジャーさんに向けて今後の意気込みや、お伝えしたいメッセージがあればお願いします。
▼末永
「アシスタ」はチラシに載っていない内容でも、気軽にご相談いただけるサービスです。
「アシスタ八幡東」としても、ご相談いただければ力になれることがあると思いますので、どうぞ遠慮なくお声がけください。
これからも地域の皆様のお役に立てるよう、丁寧で誠実なサポートを心がけてまいります。
引き続き「アシスタ八幡東」をよろしくお願いいたします。
▼菅原
「アシスタ八幡東」が地域の皆さまにとって頼れる存在として根付いていくよう、私たち本部としても引き続きしっかりとサポートさせていただきます。
アシスタ八幡東の末永さん、本日はありがとうございました。
▼末永
ありがとうございました。