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介護保険制度からみる介護保険外サービスの必要性

介護保険制度からみる介護保険外サービスの必要性

介護保険制度は、高齢者にとって必要不可欠な仕組みですが、その介護保険ではまかないきれない生活面における高齢者のニーズが多数存在します。

この高齢者のニーズを叶えられる「介護保険外サービス」について、高齢者の方やケアマネ・高齢者家族の方向けに介護保険と介護保険外どちらを使うべきか、おすすめの介護保険外サービスの活用方法についてお伝えしていきます。

この記事でわかること

1.介護保険と介護保険外サービスの違い

  〇介護保険と介護保険外の違いとは

  〇介護保険と介護保険外の依頼例の比較

2.介護保険と介護保険外サービスどちらを使うべきか?

  〇介護保険を使うべき理由

   ・高齢者とケアマネ・家族が抱える課題について

   ・介護保険のメリット

   ・介護保険と介護保険外サービスの料金の比較

  〇いつ介護保険外を使ったらよいのか?

   ・介護保険のデメリット

   ・おすすめの介護保険外サービスの使い方

   ・どんな介護保険外サービスの業者を選ぶべきか

   ・アシスタが選ばれる理由

3.介護保険外の将来性

  〇国が推奨する介護保険外サービス

1.介護保険サービスと介護保険外サービスの違い

まずは、介護保険と介護保険外の違いについて詳しく知る必要があります。

介護保険外サービスは介護保険制度と隣り合わせの事業なので、はじめに介護保険制度について理解すると理解が深まります。

〇介護保険と介護保険外の概要


まず介護保険とは、介護保険制度のことで『高齢者の介護を社会全体で支え合う仕組み』として1997年に創設、2000年に施行された制度です。市区町村を保険者、40歳以上の住民を被保険者とする社会保険の一種です。

それとは対照に介護保険外サービスとは、介護保険で賄うことのできない部分や専門性が必要のないサービスを提供している完全自費のサービスです。

つまり、高齢者に必要なサービスの中で、保険が適用しない部分を補うサービスが介護保険外サービスです。



▲介護保険と介護保険外サービスの位置づけ

〇介護保険と介護保険外の依頼例の違い


介護保険制度内のサービスでは、下記のように身体介護を中心とし、高齢者が生活をしていく上で、サポートしてもらわなければ生活できないレベルの依頼が中心となっています。

▲介護保険の依頼例

それに対して介護保険外サービスは、身体介護などはなく、比較的生活を豊かにするための依頼が多いイメージを持っていただくと良いかと思います。

▲介護保険外サービスの依頼例

上記の通り、介護保険制度内のサービスと介護保険外サービスではそもそも提供できるサービスの内容に違いがあります。

理由は、介護保険制度内のサービスでは有資格者のヘルパーのみが派遣されるのに対し、介護保険外サービスでは有資格者ではない人でも派遣されるためです。

足腰が不自由な方にとっては買い物に行ったりお掃除をしたりするのは至難ですが、買い物代行やお掃除代行は、有資格者のヘルパーでなくても行うことができます。

そのため、ヘルパーの人材不足などの背景もあり、身体介護や生活する上で必要最低限のものは介護保険制度で賄い、それ以外の資格がなくてもできるような依頼に関しては介護保険外サービスで賄っていきましょうというのが全体の流行となっています。

2.介護保険サービスと介護保険外サービスどちらを使うべきか?

では、介護保険制度内のサービスと介護保険外サービスはどちらを利用すべきなのでしょうか。また、どのようにこの2つのサービスを使い分ければ無駄なく生活できるのでしょうか。

ただし下記の条件においては、介護保険が満額使っていなくても介護保険外サービスを使ったほうが良いという場合もあります。

・今すぐ解決したい課題がある場合

・介護保険適応ではないが、どうしても解決したい課題がある場合

それでは順に説明をしていきます。

〇介護保険を使うべき理由

①ケアマネージャー・ご家族・高齢者の課題のおさらい


まず、この記事をご覧になってくださっている方は何かしら介護保険外サービスの利用したいとお考えのご家族の方やケアマネージャの方も多いかと思いますので、皆様がどのような課題を抱えているのかを考えてみます。



上記のように、高齢者の方は、価格と依頼に派遣される方と相性が良いかを気にされる傾向があると考えています。また、ケアマネージャーやご家族の方は価格以上に、そのサービス提供元が安心できるのかどうかをまず一番に心配されるかなと思います。



②介護保険のメリット

介護保険制度内のサービスは上記のニーズを全て満たしているサービスです。



質の高いサービスとは、派遣される人材が高齢者の接し方を理解しており、安心して任せられることに加え専門性が高く、誰が派遣されても質が一定に保たれているという意味です。

前述の通り、介護保険制度では有資格者のヘルパーが派遣されるので介護保険外サービスよりも間違いなく質が高いと思います。

また、下記の表の通り、基本的には介護保険制度内のサービスは国が補償してくれるため、利用者の負担は1割負担となります。

その為、価格の安さという点でも介護保険外サービスよりも優れています。

▲介護保険を使った場合の料金表

▲介護保険外の相場の料金表  ※一例です。

ここまで説明した通り、高齢者のニーズに一番寄り添えているのは介護保険サービスで間違いないということはご理解いただけたかと思います。

〇介護保険外サービスを活用したほうが良い場合

しかし、介護保険制度よりも介護保険外サービスを利用した方が良い場合もあります。それは下記の2パターンの場合です。

・今すぐ解決したい課題がある場合

・介護保険適応ではないが、どうしても解決したい課題がある場合

ではまず、1つ目の「今すぐ解決したい課題がある場合」について説明します。



ご存知の方も多いと思いますが、介護保険制度ではまずケアマネージャーがケアプランを作成し、しっかりと計画を立てた後、ヘルパーが派遣されます。

その為、最短でも依頼ができるのは1ヶ月先となります。

しかし、突発的な困り事やニーズは起こることもあります。

その場合は介護保険外のサービスを使うことをお勧めします。

基本的に介護保険外サービスでは電話1本で依頼申し込みが可能となるケースが多いです。

そして2つ目の「介護保険適応ではないが、どうしても解決したい課題がある場合」について説明します。

前提として、介護保険制度内は国から補償されてサービスを利用できます。

その為、全ての困り事が国の保障対象ではありません。介護保険制度内の仕組みは複雑ですが、細かく決められたルールがあり、そのルールは「高齢者が必要最低限の生活をおくるため」というような思想に基づいて設計されています。


しかし高齢者のニーズは国の保障対象だけではとどめられません。

実際、介護保険制度内のサービスだけでは、生活を豊かにしたい、楽しみたいといったニーズには応えられないのが現実です。



そこで、介護保険外サービスをうまく組み合わせることで生活の質を上げることが可能です。

下記の表をご覧ください。

▲介護保険と介護保険外サービスのできることの範囲の違い

上記のようにご飯のための買い物など、必要最低限の買い物をしたい場合は介護保険を使うことで保険適応となり、介護保険制度を利用することができます。

一方で、お菓子などの嗜好品も併せて買い物をお願いしたい場合は介護保険外サービスに依頼しなければ買うことができません。

どうしても嗜好品の買い物をしたいときは介護保険外サービスを利用した方が良いですし、その方がたくさんの買い物が一度でできるため、逆にお得になったりします。

結論

介護保険サービスを使えるなら使った方が良く、満額使い切ってもまだ依頼したいことがあれば介護保険外サービスを使ったほうが良いです。

ただし、今すぐ解決したい課題がある場合や介護保険適応ではないがどうしても解決したい課題がある場合には、介護保険が満額使っていなくても介護保険外サービスを使ったほうが良いという場合もありますのでうまく使い分けることをおすすめします。

〇どんな介護保険外業者を選ぶべきか


介護保険外は確かに需要がありますが、介護保険外サービス業者が増えているからこそしっかりと自分たちにあった業者を選ぶ必要があります。

介護保険外のデメリットを解説しながら、介護保険外業者を探すときに気を付けるポイントなどを説明していきます。



介護保険外のデメリットの一つ目は、ヘルパーは基本的に無資格のため、提供されるサービスの質は介護保険より下がる可能性があることです。

資格がなくてもできるので、サービスの質は介護保険外業者によってばらつきがあります。数ある介護保険外業者の中からより質の良い適正な業者を探す必要があります。

そのポイントとは、しっかり高齢者の特性や接し方を理解できているか、教育や審査をしっかりしているかです。

教育や審査を通してしっかりと高齢者の特性や接し方を理解できていないとトラブルの原因に繋がるため、注意してみる必要があります。

介護保険外のデメリットの二つ目は、実費のため料金が高額で価格がわかりづらいことです。

まず、介護保険が適用できないので介護保険よりも高額になります。

また、表示されている価格のほかに、交通費など追加料金がかかる可能性がありますので、トータルで見た時にどこが一番コスパが良いのかを注意してみる必要があります。

〇アシスタが選ばれる理由



上記したように、介護保険外ではメリットがありつつも、デメリットが大きいのでなかなか依頼するのにハードルが高いと思います。

そこで、介護保険外でのデメリットをカバーしながら、安心して高齢者やケアマネ・家族に依頼していただけるアシスタを発足させました。

ぜひ、介護保険外業者選びの参考にしていただければと思います。

様々な介護保険外サービス業者がいる中でアシスタが選ばれる理由は、価格の分かりやすさと高齢者特化の人材を採用しマッチングさせている点です。

まず価格面ですが、介護保険サービスは料金が全額負担なので高額になりやすく、可処分所得によって利用者が限定されてしまう可能性があります。

そのため、分け隔てなくどんな方でも介護保険外サービスを使っていただきたいので業界最安値の価格設定にしています。

また、分かりやすい価格設定にこだわっているので難しい計算は必要ありません。

依頼時間でサービス料金が決まるので依頼内容での変動はなく、時間帯(早朝・深夜など)や予約日での料金の変動もありません。

次に、サービスの質にばらつきがある課題を払拭するために、厳しいメンバー審査をし、自社の徹底した高齢者理解の研修を通して介護保険外サービス特化の人材に育成しています。

採用面接で厳しい審査基準を設けて、高齢者に合いそうな人や礼儀正しい人などを選定してから高齢者特化の人材に育成することで一定の人材の質を担保できる状態を作っています。

最後に、独自のシステムで高齢者との適正マッチングを実現しています。

高齢者とアシスタメンバーの「合わない」を解消するために独自のシステムを利用して、最適の相性タイプをビッグデータから見つけ出すことで高齢者にあったメンバーを派遣することができます。



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3.介護保険外の将来性について



結論、今後も介護保険外は拡大&国が推奨していますのでますます生活の身近にあるものになります。

厚生労働省や経済産業省は、介護保険外サービスの充実を図ることも重要であるとし、介護需要の新たな受け皿整備(介護保険外サービスの振興等)を推進しています。

介護者の負担軽減に資するサービスとして、介護保険外サービスはとても重要であり、また高齢者をはじめとした周りの家族などにとっても必要不可欠なサービスです。

経済産業省より 001221559.pdf (mhlw.go.jp)

このように、介護保険外の需要はより高まっていくことが予想されます。

その際は、今日話した介護保険外の判断軸を思い出していただけると幸いです。